病気でも預かってくれる病児・病後児対応型保育施設とは?

病児・病後児対応型保育施設とは、風邪や熱などの病気で、通常の保育施設や学校休まざるを得ない場合でも、一時的に保育してくれる施設のことです。
主に『病児保育』と呼ばれていて、市町村に認めれた病院や保育所に付設されています。
生後6カ月〜小学校6年生までの乳幼児・児童が対象で、病児・病後児のいずれかのみ対応している所もあります。

・病児…病気の回復には至っていないが、当面症状の急変が認められない子供。
・病後児…病気の回復期にあるが、集団保育が困難な子供。

保護者の就労以外にも、傷病、事故、出産、冠婚葬祭などの事由により、家庭で保育を行うことが困難な場合に利用することができます。
主な利用時間は午前8時〜午後6時頃までで、延長可能な施設もあります。
料金は1日2000円程度。
母子・父子家庭が増加傾向にある中、今後も一層欠かせない児童福祉施設となっていきそうです。
ただし、開催日、対応可能症状などは施設によって異なり、事前に医師による診察や登録等が必要な場合もあります。
利用する前に、市町村役場または病児・病後児保育施設に直接利用条件や利用方法を尋ねておきましょう。

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