児童福祉司とは、問題を抱えている子供や保護者の相談に乗り、解決の手助けをする人々です。児童相談所、児童養護施設、母子生活支援施設などの施設に就職しており、相談に乗ったり、講演会を行ったりしています。
近年、児童の虐待やいじめなど、子供達の周りの環境が悪くなっており、児童福祉司の必要性が大きくなっています。そんな児童福祉司になるために必要な資格や、その資格を取るために入るべき学校などを紹介していきます。
児童福祉司になるには地方公務員試験に合格する必要があります。そこで児童福祉司の任用資格を取得しなければいけません。
一般的には大学で心理学や教育学を学び、それらの過程を修了後に指定の施設で1年以上業務することなどで、任用資格を取得できます。任用資格を取得しても、取得した全員が児童福祉司として働けるわけではありません。勤務したい施設の児童指導員採用試験を受け、採用されて初めて児童福祉司になることができます。